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「今しかないんです」

2008.06.08 Sun
クリニックで働いていると、

患者さんの来かたで季節を感じると言う。


がくっと学生の患者さんが減った時があった、

後で聞くと、

テストだったらしい。笑


そうだよね。

勉強しなきゃね。


最近、やたらと「~炎」とか、

もっと具体的にいったら「シンスプリント」なんかが

やたらと多い。


よーく見たら、みんな12、13歳か、

15、16歳が多い。


新入生だ。

春から夏前までのこの時期は

新入生はやたらと走らされる。

僕もボウズ頭で、来る日も来る日も走った。


というか、今はまさに、

「最後の夏」

そう、総体の始まりなのであって、

学生の数がハンパじゃなく多い。


みんなボウズなのに、

バリカンのアタッチメントをはめずに、

さらに短い「五厘」にする。


僕もやったものだ。

服着るときに、引っかかるくらい短くした。

気合を入れるために。


そんな気合に満ちた彼らがやってきてくれる。


とんでもないケガしてても、

安静が必要でも、

「練習は絶対に休めません」

「この先歩けなくなってもいいから出たい」

とマジな顔で言う。


それを「無理だよ」とは言えないな。

僕は。


医療関係の仕事している身としては

いけないのかもしれない。

そういうのって。


医学的立場から、

冷静に判断して、

「無理だよ」と。


けど、人間的立場で話してしまう。

僕は。


だって自分だってそうだった。

テーピングでも、

痛み止めでも、

気孔でも、

神の手でも、

使えるもんは何でも使って、

試合に出たかった。


「今しか、ここしかない」


僕は、

日々彼らがどんな人の中で、

どんな場所で、どれくらい、

どんな思いですごしているのかは知らない。


簡単に、「無理」とも言える。

でも、「出たい」って言ってくる。

「こいつアホか」って思う。


けど、どんな思いでケガして、

周りに何を言われているかを

僕は知らない。


みんな、

「今しか、ここしかない」のだ。

先など考えられないのだ。


そんな彼らのリアルから、

切り離して「病院」はある。


切り離せるからこそ、

冷静な判断ができる。


毎日、そんな彼らの思いにを触れていると、

僕の胸はいっぱいになる。


魔法の手を持っていたらと思う。


夏は、

僕が生まれた大切な季節。


うれしさもあるが、

その裏には切なさもはらんでいる。


でも、

僕はそんな夏が大好きだ。


がんばれ青春!!


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