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「そんなさ、単純の物語に落としこんじゃ、いかんと思うよ。」と思ってた。

2011.04.20 Wed
「生きるとは、自分の物語をつくること」

小川洋子、河合隼雄




いくら自然科学が発達して、人間の死について論理的な説明が

できるようになったとしても、私の死、私の親しい人の死、

については何の解決にもならない。


「なぜ死んだのか」と問われ、「出血多量です」と答えても

無意味なのである。


その恐怖や悲しみを受け入れるために、物語が必要になってくる。


死に続く生、無の中の有を思い描くこと、つまり物語ることによって

ようやく、死の存在と折り合いをつけられる。


物語を持つことによって初めて人間は、身体と精神、外界と内界、

意識と無意識を結びつけ、自分を一つに統合できる。


人間は表層の悩みによって、深層世界に落ち込んでいる悩みを

感じないようにして生きている。


表面的な部分は理性によって強化できるが、内面の深いところにある混沌は

論理的な言語では表現できない。


それを表出させ、表層の意識とつなげて心を一つの全体とし、

さらに他人ともつながってゆく、そのために必要なのが物語である。


物語に託せば、言葉にできない混沌を言葉にする、

という不条理が可能になる。


生きるとは、自分にふさわしい、自分の物語を作り上げてゆくことに他ならない。


(126-127ページ)




SDIM1733




Yuta
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